この記事は中古iPhone売買に必要な知識、ネットワーク利用制限とSIMロックについて解説します。
難しいイメージだけど、仕組みがわかればシンプルだよ!
特にネットワーク利用制限が超重要!
フリマアプリで安すぎる端末は必ずチェックしてから購入を。
📝伝えたい事
- 中古iPhoneを購入する時はSIMロック解除・利用制限状況を確認する
- SIMロック解除してある方が取引しやすいが、自分でも解除できる
- 重要なのは利用制限。IMEI番号で自分の目で確認する
- 基本的には利用制限〇の端末で取引する
- 制限△・✖でも使い道はある
SIMロックは現在3大キャリア(docomo・au・Softbank)全てネット手続きなら無料で解除可能。
新品購入から101日以降なら基本的に問題無し。
ネットワーク利用制限とは購入したスマホが分割払いの延滞・支払ストップなどのトラブルでキャリア側から通信が出来なくなっている状態の事です。
iPhone設定アプリ内で見れるIMEI番号で確認が出来ます。
基本的には制限〇の端末のみで取引を。制限▲・✖の取り扱いには注意が必要です。
🔐SIMロックとは
携帯端末を購入したキャリア等でしか回線を利用出来ない『鍵』がかかっている状態を『SIMロック』といいます。
これを解除するのが『SIMロック解除』です。
要するに、SIMロック解除とは携帯キャリア会社が利用者の他キャリアへの転出を防ぐ為の仕組みです。
現在日本で携帯代を安くするためには、定期的に携帯キャリアを乗り換えていくのが有効です。
同じ携帯キャリアを長く使う特典よりも転入者向けの特典が手厚いからです。
特に携帯本体を安く手に入れる為には乗換は必須。
フリマアプリ(メルカリ/ラクマなど)で中古端末を取り扱うする場合、ロック解除がされているか確認しましょう。
SIMロックがかかってると、例えばdocomoで購入した端末はauやSoftbankでは使えずdocomo回線系でしか利用できません。
SoftbankのSIMロックはSoftbank回線とワイモバイルが使えます。
同じくauのSIMロックではUQモバイルが利用可能。サブブランドでは使えるという事ですね。
ロック確認方法
iPhoneの場合、【設定アプリ】⇒【一般】⇒【情報】⇒【SIMロック】で確認可能。
私の端末はSoftbank SIMロックの端末を中古で購入。
SIMロック解除して現在楽天で使用しています。

SIMロック解除方法については価格ドットコムのサイトがわかりやすいです。
https://kakaku.com/mobile_data/sim/article/issue/sim_unlock/
現在は3大キャリア全てネット手続きなら無料で解除出来るようになりました。
中古品の場合、新品購入から101日以上経過していればOKです。
この記事で伝えたいのは、SIMロック解除の方法では無く【端末を安く買う為の知識】です。
SIMロック未解除の端末は安く買えます。
SIMロック解除済の端末は高く売れます。
大事なのはこれ。
SIMロックに必要なのは知識と手間のみ。
元手はかかりません。
ロック解除をした事がある人は少ない為、これが出来るだけでiPhoneの取引価格が跳ね上がります。
超簡単。やらないと損。
SIMロック解除で必要な知識はこれだけです。
私はロック未解除の端末を安く買い、自分で解除して売却しています。
2年間で4台買い替え中。
(全部自分で使う用です)

📶ネットワーク利用制限
大事なのはこっちです。
中古端末を購入するときは、必ず利用制限状態をチェックしてから購入しましょう。
IMEI番号を商品情報に載せない出品者は信用してはいけません。
ネットワーク利用制限とは購入したスマホが分割払いの延滞・支払ストップなどのトラブルでキャリア側から通信を止められている状態の事です。
iPhone設定アプリ内で見れるIMEI番号を使って確認が出来ます。
利用制限の確認方法
見るところはSIMロックの画面と同じ。
iPhoneの場合、【設定アプリ】⇒【一般】⇒【情報】⇒【IMEIの番号】をコピー。
この番号をチェッカーで確認。私はいつもこのサイト。
ネットワーク利用制限チェッカー
https://snowyskies.jp/imeiChecking/
左の入力欄に知りたいIMEI番号を貼り付ければ判定が出ます。
商品説明に状態の説明があっても、必ず自分でも入力して確認しましょう。
私の場合はSBM系判定結果:○ と表示
→SoftBank系の利用制限○ という事です。
判定結果 | 状況 |
○ | 支払い済 回線が止まるリスク無し |
△ | 分割支払い中 支払いが止まると✖️になる 現時点では回線使える メルカリ出品不可(ラクマOK) |
✖️ | 通称 赤ロム 支払いストップ/盗難品などトラブル 対象の回線は使えない それ以外の回線は使える メルカリ出品不可(ラクマOK) |
ー | 番号誤入力 本体交換製品 Apple Store購入(リスク無し) |
ネットワーク制限○
制限○は安心して取引ができます。
もしSIMロックがかかっていても、自分で解除すればOK。
未使用品の購入した場合も3ヶ月(101日後)以降
にロック解除ができるようになります。
基本的には制限○で取引するべきですね。
ネットワーク制限△
制限△は評価が分かれます。
購入した人がまだ分割払いをしている状態。
その人の支払いが滞ると制限✖️に転落します。
ただ分割払いが滞るってなかなか無い状況です。
現状は何の問題もなく使用出来ます。
中古スマホを扱っているゲオ・イオシスでは制限△を割安で販売しています。
制限○の商品よりも5,000円くらい安いです。
こういう大手さんで制限△端末を買うと「赤ロム永久保証」がついてきます。
万が一赤ロムになった場合は購入額を全額返金してくれるというサービス。
赤ロムになったらラッキー!という感覚で使えます。
イオシス ネットワーク利用制限保証
https://iosys.co.jp/guide/faq/networkguarantee.html
しかし、フリマアプリではこの保証はありません。
出品者コメントで「赤ロム保証します!」と明記してある商品もありますが、出品者さんのモラルによって対応が変わりますのでお勧めしません。
私は制限△のiPhone8を使いました。
特に問題ありませんでしたよ!
でも売る時が大変。
メルカリは使えないのと、制限について知らない人へ説明が難しいです。
普通に使えますよ!という説明が胡散臭くなっちゃいます😓
ネットワーク利用制限✖️
通称赤ロム。
『端末を購入したキャリアの』回線が使えなくなっています。
ということは、他のキャリア回線は使えます。
SIMロック解除されている赤ロム → アリ
SIMロック解除されてない赤ロム → 無し
これが大事。
赤ロムになる前にSIMロック解除されていればまだ使い道はあります。
docomoで赤ロムになっていても、SoftBank系・au系なら使えます。
ただ売却には相当手こずります。なので自分から手を出す事は避けた方が良いです。
私は△から✖️になってもやりようはある 程度で考えてます。
👆SIMロックと利用制限の組み合わせ
フリマ取引の場合、この商品はどの組み合わせになっているのかを把握する必要があります。
ここではSIMロック未解除は省きます。(自分で解除すればいいだけなので)
端末の状態 | メリット | デメリット |
SIMロック解除済 利用制限○ | 利用に不安が無い | 相場通りの金額 |
SIMロック解除済 利用制限▲ | 相場より少し安い 利用中に○になる可能性有 (支払終了で○にランクアップ!) | 制限✖️になる可能性あり 売却するのが手間 売却価格も安くなる |
SIMロック解除済 利用制限✖️ | 相場よりもかなり安い | ✖️回線は選択出来ない トラブル端末の可能性有り |
基本的にはロック解除されている制限○端末で始めましょう。
ロック未解除、制限△/✖️端末は癖があります。
出品者がIMEI番号を教えない、ロック解除状況を教えない場合は取引ストップ!
高い確率で騙されます。
相場よりも金額がかなり低い端末はこの可能性が高いので、試しに番号を入れてみてください。
💡まとめ
- 中古iPhoneを購入する時はSIMロック解除・利用制限状況を確認する
- SIMロック解除してある方が取引しやすいが、自分でも解除できる
- 重要なのは利用制限。IMEI番号で自分の目で確認する
- 基本的には利用制限〇の端末で取引する
- 制限△・✖でも使い道はある
理解するとiPhoneの購入・売却価格が全然違ってきます。
快適な中古ガジェットライフのお役に立てたら嬉しいです。
また次の記事でお会いしましょう!